新潟市中央区沼垂(ぬったり)は、上越新幹線のターミナル、日本海に面する新潟駅から徒歩1㎞。その歴史をひもとくと、独自の歴史・文化の交流拠点としての役割を担ってきました。江戸時代は、阿賀野川の後背地、蒲原平野からの米の集積地であったことから、明治以降は日本酒、焼酎、味噌、漬け物、豆腐などを製造する「発酵の町」として栄えてきました。 私たちは、この「発酵の町 沼垂」というブランドをアピールするために、沼垂ならではの小規模クラフトビールを立ち上げました。私たちは、「沼垂ビール」を地域限定ブランドとして、多くの観光客が当地を訪ねて、飲食店などで「活きた酵母が入った、芳醇なクラフトビール」を楽しめる「場」を作ることをポリシーとします。このクラフトビールの高いクォリティーを味わってもらうため、ビンや缶に入れて販売することはせず、量り売りや樽売りでの小規模な地域ビジネスとしての成功を期待して、沼垂の町に大きな活力が再びよみがえってくることを目指します。 毎年、8月15日、16日に開催される「沼垂まつり」は、沼垂白山神社が行っていました「白山まつり」を昭和40年代後期に継承、発展してきました。16日夜は沼垂四つ角で各町内の灯籠が激しくぶつかり合う 「喧嘩灯籠」が始まります。祭りの期間中、町のあちこちで「沼垂木遣」の唄い回しが独特の笛太鼓の音に あわせて演じられます。今年も沼垂の夏が熱く盛り上がるに違いありません。 店主敬白 「沼垂まつり2013/ダイジェスト版」 ドキュメンタリー映像主催:なじらね沼垂 企画撮影編集:羽鳥朗」